本場のオペラのダイジェストを教会で体験!サントマークス・オペラ[フィレンツェ]

フィレンツェの観光
スポンサーリンク
こんにちは、cianaです。
フィレンツェは言わずと知れたルネッサンス発祥の地
今となっては世界中で数百年にわたって愛されているオペラも、文芸復興運動の最中にフィレンツェで生まれました。
この街がイタリア有数の歌劇場の一つとして誇る5月音楽祭祝祭劇場では、華やかなオペラが頻繁に上演されています。
ただ、それゆえに「本場のオペラをオペラが生まれた地で体験してみたい…」と思ったとしても、
オペラってよくわからないのに敷居も値段も高そうだし時間も長いらしいし、ハードなイタリア周遊旅行の中でスケジュールに組み入れるのは、負担が大きいかも…。
なんて感じてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでオススメなのが、サントマークス・イングリッシュチャーチでのオペラ鑑賞です。
スポンサーリンク

ピッティ宮殿ほど近くの職人街にある教会が舞台

ピッティ宮殿からほど近く、ポンテ・ヴェッキオの隣にかかるサンタ・トリニタ橋を渡ってほんの数分でたどり着ける場所にあるサントマークス・イングリッシュチャーチ。
もともとは15世紀に宮殿として建築された建物で、その名が示す通り19世紀にフィレンツェを訪れる英国人観光客向けに教会として作り変えられました。
中に入るとそう広くないフロアに観客用の椅子がズラッと並べられています。

簡易的な形式といえど、プロのオペラ歌手による本場のオペラ

上演はオペラといえど簡易的なスタイルで、指揮者はおらずオーケストラの代わりにグランドピアノが伴奏を担当しセットも長椅子といくらかの小道具だけ、といったごくごく簡素なもの。
ですが本場イタリアで選ばれたプロの歌手による歌唱と演技を通常のオペラではありえないほどの至近距離で浴びるように堪能でき、これが本当に大迫力なんです。
写真を見ておわかりいただけるように、衣装も本格的です。
(こちらはヴェルディのリゴレット。)
オペラの全曲が演奏されるわけではなく部分的にカットされた短縮版なので、長時間だと退屈してしまうのではないかと心配な方でも気軽にのぞむことができます。
それでも各演目の聴きどころはしっかり組み込まれているのでご安心を。

支配人、フランツ・モーザーさんの解説付き

サントマークス・オペラのキーとなる人物がこのフランツさん
上演前の挨拶にはじまり、劇の合間にも英語でストーリーをユーモアたっぷりに解説してくださいます。
ちょっと笑ってしまうのですけど、舞台転換の際に「よっこらせっ…」とでも言うかの様に、セットの椅子や絨毯の配置換えまでやってのけるんです。笑
そんな頼もしいフランツさんですが、実はこの方がサントマークス・オペラの創設者
しかもご自身もオーストリア人の両親のもとに生まれてウィーン交響楽団に所属していたピアニストなのです。
2002年にウィーンからトスカーナに移り住み、このサントマークスでのオペラ団体を立ち上げて自ら切り盛りされているそうで、60歳を軽くこえられているというのにものすごいバイタリティですね。

観光客、歓迎。ラフな格好でくつろいで鑑賞できます

英語の解説があるくらいですし、フィレンツェに観光に来た各国のお客さんが多く観に来ています。
服装もごくごく普通のカジュアルでOK。
もちろん、地元のオペラ好きの方も通われていますよ。
オペラが初めてだと観劇のルールが気になるかも知れませんが、静かに聴く拍手が起これば合わせて拍手をしておく、くらいを覚えておけば全く問題ありません。
幕の合間の休憩時間には、オペラ劇場さながらにスパークリングワインをいただくことができます。

料金は38.5€から、オンラインサイトやメールで予約可能

予約なしでも当日券は購入可能かと思いますが、予約した方がより舞台に近い席で見学することができます。
オフィシャルサイトでスケジュールを確認してチケット予約サイトからクレジットカード決済で購入、またはメールや電話での予約も受け付けています。

メールまたは電話予約だと当日の現金払いになり、チケット価格が数€お安くなります。

レパートリーはトスカ、椿姫、リゴレット、フィガロの結婚、セビリアの理髪師、カルメン、ボエム、トロヴァトーレ、愛の妙薬、ドン・ジョヴァンニ、蝶々夫人、コジ・ファン・トゥッテ、ランメルモールのルチア…と人気作ばかりを集めた13作品。

どのオペラも初心者でも馴染みやすい演目です。
スケジュールにある「Love Duets」はオペラではなくコンサートなので、オペラが観たい方はお気をつけくださいね。

当日は教会に入り、広間の受け付けで名前を告げるだけ。
英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語で書かれたその日の上演演目のパンフレットをもらえます。

受付を済ませたら各座席に名前を書いた紙が置いてあるので、自分の席に座ります。

小さな教会なので、遅れないように気をつけつつも、開始10分前くらいに到着すれば問題ありません。
お手洗いは舞台の後方です。

劇場情報

情報は訪れた当時に調べたものです。
訪問される場合は、Webサイト等で事前に確認なさってくださいね。

劇場情報

サントマークス・オペラ(Opera at St. Mark’s)

  • 住所 Via Maggio , 18 – 50125 Firenze
  • 電話 +39 340 811 9192
  • 開演 20:30

チケット金額例(オンラインサイト予約)

  • オペラ…38.5€
  • オペラ(1列目、2列目)…49.5€
  • 12歳以下の子供…無料(大人の付き添い必須)

※25歳以下の学生、65歳以上の方は33€になる割引があるのですが、イタリアの身分証明カード保持者限定のようなので外しました。
※メールや電話で予約して当日現金で支払う方がお安くなります。

 

初めてのオペラ体験としても、どなたにでもオススメできるサントマークス・オペラ。
オペラに興味はあるけど踏み出せないという方は、ご旅行の際にぜひご検討ください。
きっと素敵な思い出になるはずです。

 

以上、cianaでした。