イタリア語のスラング「パロラッチャ」
ちょっと危うい単語を教えてしまったお話でした。
語学を学ぶなら避けては通れないかも?!な俗語。
イタリアでは、スラングのことを「パロラッチャ」と言います。
日本で私にイタリア語を教えてくれた先生(イタリア人)は、汚い言葉は覚えなくてもいい…という考えだったので、授業ではささっと触れる程度。私も特別気にもしていませんでした。
実際はまぁ道を歩いているだけで頻繁に聞こえてくる数々のパロラッチャ。
一見お上品なマダムも連発していたりするのが何ともです。
よく聞くのは「バッファンクーロ」「カッツォ」「ストロンツァ」「メルダ」あたり。
どれも思いっきり下ネタなので、意味が知りたい方は検索してください!笑
このマンガ第4話の「殺されるわよ!」もそうですが、言葉選びが直接的ですよね。
逆に、日本って本当に婉曲に表現する文化なんだなーと感じます。
ちょっとかわいい?ソフトなパロラッチャ、「カーヴォロ」
パロラッチャの中でも、個人的に愛嬌を感じるのが「カーヴォロ」。
英語の「シュガー」のように、「カッツォ」と言ってしまいそうになった時に言い換えることで、下品な言葉を発するのを避けられる、という便利な表現です。
カーヴォロは、直訳すると「キャベツ」。
日常会話で「あなたって本当にキャベツ(ばか)ね!」といったノリで登場すると、勝手にほのぼのしてしまうのです。
cianaでした。